毛巣洞

毛巣洞

毛巣洞は毛巣嚢胞、毛巣瘻、毛巣病、ジープ病などとも呼ばれます。
ほとんどの患者さんは肛門と尾骨の間の正中線上にみられるが、わきや鼡径部にみられることもあります仙骨部が圧迫されることによる慢性的な刺激で体毛が皮膚に押さえつけられ摩擦が生じ、毛穴の中に入り込んで瘻孔を形成し、細菌が繁殖して炎症を起こす病気です。患部を切開すると中から毛が出てくるのが特徴です。

ジープを運転するアメリカ軍兵士に多くみられたため、ジープ病とも呼ばれており車を運転する仕事をしている人、長時間座っている人に多いです。毛深い若い男性に多くみられ、多くの人が20代までに発症します。白人、肥満の人に多くみられます。日本では男性が7割、女性が3割です。

剃毛や毛抜きなどの皮膚への刺激も原因となります。剃毛や毛抜きのあと次に生え変わる毛が正しく伸びず、皮膚の内側へ入り込み炎症をおこすので女性ではムダ毛の手入れをするわきや鼡径部、眉毛のまわりなどに発生することがあります。痔瘻や粉瘤に間違われることがあります。患部の違和感、痛み、腫れ、しこり、膿の分泌などで気づきます。

治療しないで放置すると瘻孔がおしりの広範囲に広がり膿皮症となることがあります

治療

外科手術

切開排膿術

患部を小さく切って膿を出します。根本治療ではないので再発する可能性があります。

毛巣洞根治術

瘻孔を完全に切除する根本治療です→切開排膿して炎症が落ち着いたら根治術を行います。

炎症の初期の場合は抗生剤の投与で治療を行うこともあります。炎症を繰り返す場合や運転時間が長い職業の人は根治術を受けましょう。
悪化してからの治療では手術創が大きくなり治癒するまでに時間がかかるため痛みや違和感を感じたら我慢せずに早めに受診して下さい。
再発率が高く20~30%となっています。再発防止のためには患部を清潔に保ち、永久脱毛して皮膚に毛が刺さる原因をなくします。10年以上繰り返しているような場合は、癌が発生することもあり注意が必要です

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