臀部膿皮症

臀部膿皮症(化膿性汗腺炎)

肛門周囲の汗を出す腺(汗腺)にブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などの細菌が感染することで発症する病気です。ゆっくりと慢性的に細菌感染を繰り返し、ときどき膿が排出されることがあります。時間の経過とともにできもの同士がトンネルのようにつながりアリの巣状に複雑となることがあります。肛門管との交通はありませんが、痔瘻が合併することもあります。
ほとんどが若い男性に発生します。女性ではわきに多くみられます。

症状

  • 熱感
  • かゆみ
  • 痛み
  • しこり

炎症が長時間続くため皮膚が分厚く、硬くなり、黒色に変色します。
皮膚のところどころに穴があき膿が出ます。
喫煙と肥満がリスク因子として挙げられています。
長期間放置するとまれに皮膚がん(特に有棘細胞癌)が発生することがあります。

治療

急性期には切開して排膿処置や抗生剤投与を行います。炎症が落ち着いたら病変部位を全て切除します。皮膚全層を大きく取り除くことが大切です。
長期経過の場合には皮下にアリの巣状にトンネルがあちこちに走っているため取り残すと再発してしまう場合があります。急性期には切開して排膿処置や抗生剤投与を行います。
広範囲の場合は皮膚移植は皮弁術(皮膚を切って移動させる)を行うことがあります。

禁煙と減量も大切です。

「ヒュムラ」が化膿性汗腺炎にも保険適応となりましたが、使用は一部医療機関に限定されています。

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