胼胝・鶏眼

胼胝(タコ)、鶏眼(魚の目)

胼胝(タコ)・鶏眼(魚の目)とも手足の皮膚が長時間にわたり物理的圧迫、刺激を受け続けたことにより生じた角質の肥厚です。

胼胝

胼胝は「たこ」と呼ばれています。胼胝(タコ)は刺激を受けた部分の皮膚が黄色味を帯びて全体が厚くなって外側に盛り上がり、痛みはありません。
胼胝(タコ)は通常は手や足に生じますが、職業上特定の部位に繰り返し刺激を受ける人に多くみられます。バイオリン奏者では下顎や鎖骨に生じることがあります。

鶏眼

鶏眼は「うおのめ」とよばれています。鶏眼(魚の目)は胼胝(タコ)とは異なり中心“芯”と呼ばれる角質塊がみられます。
中心が陥凹して魚の目のように見えるので魚の目と呼ばれています。角質層が真皮(深層)に向かって楔状に突出し、神経を圧迫するため痛みを伴います。鶏眼(魚の目)が胼胝(タコ)の中に生じることもあります。
鑑別すべきものとしてウイルス性疣贅(イボ)があります。難治性の魚の目で来院される方の中に疣贅(イボ)の場合があります。ウイルス性疣贅は痛みを伴わず、表面を削ると点状出血がみられるため鑑別することができます。

魚の目、タコができやすい方

  • サイズの合わない靴を履いている
  • ハイヒールを毎日長時間履いている
  • 歩き方にクセがあり足裏の特定の場所ばかりに負担がかかる
  • 冷え性で、血行が悪い
  • 開帳足になっている糖尿病

治療

スピール膏(サリチル酸メチル)

貼り薬を数日間貼って肥厚した皮膚を柔らかくして中心の眼の部分を少しずつ削る方法です。

過剰な角質を削る

液体窒素による冷凍凝固療法患部を凍結して壊死させる方法で、複数回の治療が必要で、痛みを伴います。

電気焼灼法

メスによる切除術後の瘢痕の痛みが強いことがありあまり行われていません。角質があまり厚くない場合には靴や歩き方をかえるだけで改善する人もいます。

予防

  • 足に合った靴を履くことが大切です
  • つま先に負担がかかるハイヒールや底の固い皮靴などはできるだけ控えましょう
  • 長時間の立ち仕事や歩行など一定の部位に体重がかからないようにしましょう
  • 痛みの軽減や再発予防に、市販の魚の目用パッド(ドーナツ型パット)を使用したり、クッション性のある中敷きを使用するのもいいでしょう

このように予防すれば改善することができますが、長年に渡って習慣となったその人の骨格のゆがみや体重のかけ方、歩き方などは改善が難しいものです。
鶏眼(魚の目)は芯まで除去する処置を受けてもその後のケアをしっかりしなければ再発します。
胼胝(タコ)も角質部分を削る処置を行っても足の同じ部位に体重がかかったり刺激が続けば徐々に角質が肥厚してきます。
しかし魚の目、タコは定期的に角質ケアを行うことで徐々に改善できます。患者さまの状態に合わせて角質を削る治療をいたします。

一番上に戻る
052-684-4805052-684-4805 WEB予約WEB予約